7.28.2009

自信

先日行われたエビアン・マスターズで宮里藍が米ツアー初優勝した。

米ツアー挑戦4年目。

悲願の初優勝である。

今でこそ、はにかみ王子こと石川遼君フィーバーでゴルフは大変な盛り上がりを見せているが、この盛り上がりの真の火付け役は、宮里藍であったことを忘れてはいけない。

高校生でプロのツアーで優勝し、そこから快進撃を見せ、日本で大活躍。

そこで自信を得、4年前から米ツアーでの挑戦が始まった。

この4年間、大きなスランプにも陥り、苦しい姿をよくテレビで目にしていたので、今回の優勝はかなり感動ものであった。

日本で得た自信はこの4年間でズタズタに切り裂かれ、そこから這い上がっての悲願の優勝。

この苦悩を乗り越えたことが彼女の新たな揺るぎない自信となることでしょう。

さらなる活躍を期待しています。







7.22.2009

物語

科学と哲学と文学とは、
「物語」という半透明な壁に
隔てられていると同時に、
「物語」という共通の大地に
足を据えることによって、
根源的に結び付けられている」

建築とは、物語のことなんじゃないでしょうか。
そして、「history」「story」この二つはギリシャ語
「ヒストリア」からきています。
よって物語(建築)と歴史も切り離せないわけです


南洋堂日和 7/18 より

7.17.2009

カサ・デル・ファッショ


僕の最も好きな建築です。


テラーニはカサ・デル・ファッショにおいてマッシブなヴォリュームから小さなヴォリュームを抜いていくことで空間を構成し、直方体の中に透明性を与えています。

これはファサードに顕著に表れています。



ファサードのヴォイドは前の広場と内部のホールを繋ぐと同時に、背後のコモの山を写し出しています。

また、マッシブな部分はスクリーンと化し、歴史的建造物であるドゥーオモと対峙しています。

建築を介して自然、都市、歴史が結ばれていることに感銘を受けたのです。

まさに場所の価値を開いた建築だと。



僕が建築を学び始めたばかりの学部2年の春休みに現地でこの建築を見ました。

建築史の授業のスライドでこの建築をはじめて見た瞬間に鳥肌がたったことが衝撃的で、無理を言って友人とヨーロッパ旅行中に見に行ったのです。

この時感じた感覚が今の僕設計の根源にあり、研究室選択、研究内容にも大きく影響しています。


去年、再び訪れたのですが、やはり素敵でした。




白色が好きです。



基本的に携帯電話はいつも白色です。

白いモダニズムの建築が好きです。

El blancoと呼ばれる白い銀河系軍団が大好きです。

色白の女の子も大好きです。

このように白色が好きという単純明快な理由からブログのタイトルは一瞬で決定しました。



頭の悪い僕は、残念ながらその時考えたことをいつまでも記憶しておくことができません。

ということでこのブログに全て記憶してもらいます。

頭の悪い僕は、残念ながらその時感じたことを感覚のままで留めていては、その感覚を肝心な時に言葉で相手に伝えることができません。

ということでこのブログで感覚を頑張って言葉化していきます。

そんな目的でこのブログを始めたのです。

頭の中を整理整頓する場所であり、振り返る場所となるはずです。

もう残り少ないですが、学生生活で感じたことを今後に繋げていきたいのです。

きっとこの時期が僕の建築人生の根幹となるはずなので。



真っ白い紙に色をつけていくことも好きです。

逆に、汚れやすい白色をなんとかきれいな状態に保とうとすることも好きです。


社会に出たら、選り好みせずたくさんのものを吸収して成長できる人間になりたいし、

社会の中でもまれたとしても、自分の建築への思いを最後まで忘れずになんとかアウトプットできる強い人間にもなりたいです。