8.21.2009

罰金なのになぜか心地よいのはなぜなのか

先日、イタリア調査のための保険の手続きを某有名旅行代理店にて行ってきた。

仕事のできる女という言葉がぴったり当てはまる女性が担当となり、手続きを行ってくれたのだが、その女性のサバサバ系上から目線の対応が僕を不快な気分にさせた。

土日の忙しい時間帯であったのにもかかわらず、複数の客を回している姿は一見立派にうつるし、会社にとっても優秀な人材なのであろうが、本当にそれでよいのだろうか。

僕は不快な気分である。

こちらはお金を払う立場であるし、相手はお金を頂く立場である。



そんな不快な気分の後、止めていた自転車で家に帰ろうかとすると、

止めていた自転車がない。

このいらいらしている僕に追い打ちをかけるかのように。



近くの自転車置き場を全部探したが、やはりない。

他の自転車の様子を見た限り、盗まれたより市に撤去・保管された可能せいが高いと判断し、

近くを歩いている自転車整理のおじいさんに聞いている。

「もしかして一時間前くらいに一斉にこの辺の自転車撤去されました?」



にこっ


おじいさんの笑顔には、タイミング悪く撤去されてしまって本当に惜しかったねという気持ちや、こらこらという優しく怒ってくれている気持ちが含まれていた。

その笑顔はあまりにも温かく、こちらもなぜか少し笑ってしまった。



そして、自転車が保管されている場所を説明してくれた。



バスに乗り、自転車を取り戻しにいくわけであるが、その保管所で働く人達も皆優しかった。

僕は違法駐輪により罰金を払う立場であり、相手は厳しく取り締まり罰金を徴収する立場なのにもかかわらず。



二千円の罰金もなぜか僕を心地よくさせた。



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