1.18.2010

瓦礫に埋もれた都市の中で



人々の生活の背景には必ず建築がある。

つまり、人々の思い出や記憶の背景には建築が存在する。

「記憶の器」というコンペの時にもこのことについてよく考えた。

ただ必ずしも良い記憶ばかりを生み出すわけではない。

建築が自然に屈した時、それは人を押しつぶす瓦礫へと変貌する。

負の記憶。



そして、ハイチでは多くの犠牲者が生まれた。



そんな中、興味深い写真を見つけた。





新たな建築の息吹である。

小さく、頼りなく、儚いものであるがとても力強い。

彼らの復興を助けるのもの、彼らに希望を与えるものが「建築」であってほしい。

屈してはいけない。

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