安曇野から塩尻へ。
コンテンポラリーズの塩尻えんパーク。
この建物を支える構造体、壁柱。
この建物のコンセプトは壁柱で建築が構成されていること。
壁柱に巻き付くサインのアイディアが面白い。
壁柱を生かした光の落とし方。
全てのRCの壁柱にはスチールが貼ってあった。
これがとても秀逸。
恐らく構造体の補強の役割も果たしているのだろうが、
このスチール面が展示物の受け皿となり、
その周辺にインテリアが上手に配置され、
そこに学生が集っていた。
構造体からインテリアにまで横断している壁柱というコンセプトは、
ただの新しい形式という域に埋もれることのない、
しっかりとした思考が背景にある強みを感じた。
さすが伊東事務所出身だ。
サイン、インテリア、職員のユニフォーム、展示物のためのマグネットといった隅々まで、
一つのコンセプトでトータルデザインされていた。
各階の照明・色調のコンセプトも明確に読み取ることができた。
本当に良く考えられているし、時間が費やされている。
とても勉強になりました。
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