ザ・フライ・オットーって感じのテント構造。
想像していたよりもかなり大胆かつ巨大な構造でした。
ここまでしてテント構造を実現しなければいけなかったのか?という疑問も感じつつ、そこは割り切ってこの空間を楽しむことに。
起伏を生かした計画で、地面を歩いているとそのままスタジアムに続くようになっている。
地と建築が連続しているんですね。
そして、地面と建築の接点に優しくテントをかけた感じ。
テント構造の良さが生きています。
このオリンピック公園の緩やかな起伏は第二次世界大戦の空襲によって生じた瓦礫を積み上げたものであると、以前聞いたことがある。
つまりこの地の起伏は一種の負の記憶の形態といえる。
テント構造によりこの起伏にスポットを当てている。
なかなか面白いなと思った。
こういう発想はヨーロッパらしくて好感がもてた。
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