11.16.2012

12.10.29 ニューヨーク-3



ハリケーン「サンディ」接近。




朝地下鉄の駅に行くと、入り口が閉まっていた。

サンディの影響による終日地下鉄全休のようだ。

ネット情報によるとこの日の夜サンディのピーク。

夕方までは、何とか観光できるだろうと、

雨にも負けず、風にも負けず、地下鉄全休にも負けず、徒歩でいざ出発。

マンハッタンを歩き倒す。







ルイ・ヴィトン 青木淳 2004

日本とそう変わりはない。

ブランディングによるプロトタイプということなのか。









トランプタワー デア・スカット&スワンク・ハイドン・コネル 1983






アップルストア、閉店。






Moma臨時休館。

サンディの影響をひしひしと感じる。

風は強いが、まだ全然街を歩ける状態なのだが。

休館、閉店ばかり。







レバーハウス SOM 1952





シーグラム・ビル ミース・ファンデル・ローエ 1958

カーテンウォール際の暖色系のライティングがGLから見ると非常に綺麗である。


シーグラムからレバーハウスを見る。

地理的に近い関係にある。

時系列的にもこの2つのスカイスクレーパーは近い関係にある。

注目すべきはレバーハウスの方が6年ほど早く建っている点。



現代日本の新築のオフィスビルと比較しても、これらは決して劣ることはないように思える。

60年前のものとは思えない。

天気の良い日にもう一度来よう。





ウィリアム・レスケーズ邸 ウィリアム・レスケーズ 1934


1930年代のモダニズムは得意分野なので、ぜひ見たいと思い立ち寄る。

30年代ヨーロッパモダニズム建築はニューヨークではなかなか見られない。

ウィリアム・レスケーズという建築家はスイスから1920年にアメリカに渡ってきたようだが、

この作品だけ見て比較するのならば、

同時代のイタリア北部、ドイツのモダニズムの方が全然レベルが高い。

アメリカ建築文化における特徴、特異性として

「インポートモダニズム」という性格に注目しているのだが、

戦前については面白みに欠けるようだ。

戦前の建築の潮流にアメリカは組み込めない。

分断点はやはり戦争か。




通りすがりの教会。

ニューヨークの教会はRCが多い。


アメリカンランチは豪快。




国連本部ビル ル・コルビュジェ、オスカー・ニーマイヤー、ハリソン他 1953






フォード財団ビル ケヴィン・ローチ 1967

風が強くなり、気温も下がり、カメラのレンズも雨で濡れるので、

国連周辺の写真がやたら少ない。

撮る気が失せている証拠。

フォード財団はサンディの影響で閉館。






クライスラー・ビル ウィリアム・ヴァン・アレン 1930



豪華の極みを見た感覚。

選り好みをせずに色々なものを見るということは重要である。











予約していたブロードウェイもキャンセルに。





さすがに外を出歩けない状況になってきたので帰宅。

そして、この夜、マンハッタン停電。

0 件のコメント:

コメントを投稿