5.03.2010
3月
社会人になり、一ヶ月。
色々あった3月を振り返ってみる。
ー3月ー
修論から解放され、福岡での生活の締めに入ってる所なので、自然と飲む機会が多くなるのである。
バイトでお世話になっていたKさんと飲みにいった。
なかなか変な人で、ひょうひょうと仕事をこなす楽観的なタイプの人間だと思っていたのだが、
どうやら、そのイメージは間違っていたようだ。
貪欲に建築に取り組み、全身でぶつかっていく人。
設計が好きであるがゆえに生まれる苦しさを多く抱えている人だった。
「ただ、お金もらって仕事をするだけなんだから、本当はそんなに頑張る必要はないんだよ。」
この言葉がとても心に響いた。
苦しさに潰れてしまわないように、普段は仮面をかぶっている。
自分に言い聞かせるように。
それがひょうひょうとしたKさんである。
きっと建築が大好きなんだと思う。
やっぱり設計者はこうでなければ。
話は変わるが、2月に行われた建築九州賞の二次審査のプレゼンテーションがとても面白く感じた。
ぜひ、建築とは関係のない一般市民の方に見てもらいたい。
都市に建つ建築には、設計者の考えや思いが多く詰まっていることを知ってもらいたい。
その集積で都市は成立している。
僕も4月から頑張らなければと思わされた。
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